任天堂「スプラトゥーン」イベント延期させた疑い 日立市職員を逮捕

 任天堂のホームページに「爆弾で一撃だわ」などと投稿し、人気ゲーム「スプラトゥーン」のイベントを延期させたとして、京都府警は3日、茨城県日立市職員(27)=同市=を威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 捜査1課によると、容疑者は昨年8月22日~11月29日、「スプラ甲子園とか開いたら会場の奴らも殺すから覚悟しとけ」「警備増やしたところで爆弾で一撃だわ。死ね」などの文言を任天堂(京都市南区)のホームページの投稿フォームに39回にわたり投稿し、同年12月に東京都大田区で予定されていた「スプラトゥーン甲子園2023」を延期させるなどした疑いがある。府警は詳しい動機を調べている。(茶井祐輝)

市動物園でサル飼育担当 市長「事実なら心からおわび」

 職員の逮捕について、日立市は4日、記者会見を開いた。市の説明によると、容疑者は2018年4月に市かみね動物園の飼育員として採用され、かみね公園管理事務所の主事として、昨年からサルの飼育を担当している。病欠や長期休暇はなく、勤務態度も問題はなかった。業務用パソコンで何かに投稿したような形跡はなかったという。

 小川春樹市長は「容疑が事実であるとすれば、このような不祥事を起こし心からおわびを申し上げる。警察の捜査に協力しつつ、事実関係を確認の上、厳正なる対処をしていきたい」とコメントした。(張守男)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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