会社の車で後つける?遺棄容疑の男、現場付近を何度も走行 福岡の女性殺害事件(西日本新聞)

 福岡県粕屋町の須恵川で近くの女性会社員(38)の他殺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された土木作業員の古賀哲也容疑者(35)=同町=が6日夜、勤務後に会社の車を無断で使い、遺体遺棄現場付近を何度も走行していたことが16日、捜査関係者などへの取材で分かった。県警は、付近の防犯カメラで現場から逃走する車を確認。足取りを詳しく調べている。

【写真】死体遺棄容疑で逮捕された古賀哲也容疑者

 古賀容疑者は6日夜、女性会社員の遺体を須恵川に遺棄した疑いで、14日に逮捕された。容疑を認め、殺害についても関与したとの趣旨の話をしているという。

 捜査関係者によると、6日夜、周辺の防犯カメラには現場付近を行き来する白の軽ワゴン車が写っていた。県警が調べたところ、古賀容疑者の勤務先の車と判明し、既に押収。この車で、ファストフード店から出て帰宅途中だった女性会社員の後をつけ、待ち伏せして接触した可能性が高いとみている。県警は16日午前、古賀容疑者を福岡地検に送検した。

 関係者によると、古賀容疑者は2017年9月から福岡市の土木建設会社でアルバイトとして勤務。6日は早朝から働き、午後7時半に退社した。その後も休日を除き勤務していたという。同社の支店長は「会社の車の鍵は事務所で管理し、業務以外に使用してはいけない決まりだ」と説明。専務(64)は「仕事熱心で6月には得意先から表彰をされた。信じられない」と声を落とした。

西日本新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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