佐賀・唐津の河口で男性の遺体発見 土砂崩れとの関連調べる

神谷裕司

【動画】空撮 唐津、久留米、杷木、筑前岩屋の水害の様子=加久雅之撮影

 佐賀県は11日、九州北部を襲った大雨による同県唐津市土砂崩れで行方不明になった2人を捜索中、現場から約6キロ離れた河口付近で男性1人の遺体を発見した、と発表した。県警が身元の確認を進めている。

 土砂崩れは唐津市浜玉町平原の今坂地区で10日朝に発生。住宅2軒が土砂に押しつぶされ、70代の女性1人が死亡、50代と70代の男性計2人が行方不明となっていた。

 2人について、土砂崩れの直前に自宅の前で川を見ていたという家族の目撃証言があり、県の防災ヘリコプターが空から捜索。11日午前10時50分ごろ、同市の玉島川河口の沖合で人間らしき姿を発見し、県警が同11時40分ごろ男性を救助したが、すでに死亡していた。

 発見場所は、2人が様子を見ていた川の下流に当たり、県警は行方不明者のうちの1人の可能性もあるとみている。(神谷裕司)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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