佐賀県鳥栖市の夫婦殺害事件、19歳長男を地検に逆送 佐賀家裁

大村久

 佐賀県鳥栖市で夫婦が刃物で殺害された事件で、佐賀家裁は24日、佐賀地検から送致されていた長男(19)について、「犯行の態様や結果に加え、少年が19歳であることなどを考慮すると、刑事処分以外の措置を選択することは相当でない」として検察官送致(逆送)と決定した。今後、佐賀地検が起訴するかどうかを10日以内に判断する。

 事件は3月9日、鳥栖市江島町の住宅の1階で夫婦が血を流して倒れているのを帰宅した長女が発見。同日夜、佐賀県警が長男を山口県長門市で見つけ、殺人の疑いで緊急逮捕した。乗っていた軽自動車から複数の刃物が押収された。

 佐賀家裁は3月31日に佐賀地検から送致を受け、2週間の観護措置を決定。4月10日に観護措置の2週間延長を決めていた。(大村久)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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