信長役落馬で救急搬送 名古屋の秋の風物詩「名古屋まつり」

 22日午後2時ごろ、名古屋市中区丸の内3丁目で、名古屋の秋の風物詩として知られる「名古屋まつり」の時代行列中に、織田信長役の男性医師(67)が落馬して頭を打ったと、119番通報があった。市消防本部によると、医師は病院に運ばれたが、意識はあるという。

 60年以上続く「名古屋まつり」は織田信長ら愛知県ゆかりの三英傑の時代行列などで知られる。名古屋まつり協進会によると、信長役の男性が落馬した後も、行列は続行したという。

 見物していた名古屋市西区の板橋保さん(77)によると、午後2時すぎ、行列が市内中心部を北から南へ練り歩いていた際、信長役の馬が突然、後ろ脚をはね上げるように動き、信長役の男性が振り落とされた。馬はその後、暴れるような様子はなかったという。

 板橋さんは「30年間、毎年見に来ているが、こんなことは今まで一度もなかった。信長役の人も一生に一度の晴れ舞台だったのに残念だろう。無事をお祈りしたい」と話した。

 長女(10)と現場を目撃した愛知県豊川市の会社員大沼里志さん(54)は「信長役の人が倒れていて、動いていなかった。大変なことが起きた」と驚いていた。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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