元同級生を15年前に殺害容疑、37歳の男を再逮捕 千葉県木更津市

鳥尾祐太

 千葉県木更津市の住宅で3月、男性の遺体が見つかった事件で、県警は9日、この男性を15年前に殺害したとして、この家に暮らしていた無職の小川順也容疑者(37)=業務上横領罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕し、発表した。

 捜査1課によると、再逮捕の容疑は、2008年8月15日ごろ、木更津市下内橋の自宅敷地内で、小中学校の同級生だった職業不詳の須藤秀平さん(当時22)の頭などをバールのようなもので数回殴り、殺害したというもの。

 捜査関係者によると、須藤さんは当時、小川容疑者の自宅で暮らしていたという。小川容疑者は「金を要求され、トラブルになっていた」などと話しているという。

 小川容疑者は今年3月、自ら110番通報し、「知人を殺して庭に埋めた」と話した。会計担当を務める地元自治会の金を着服したとも説明したため、県警は翌日に業務上横領容疑で逮捕した。その後、供述に基づき庭を捜索し、白骨化した遺体を見つけた。

 死体遺棄罪は公訴時効(3年)が経過している。(鳥尾祐太)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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