入学式前日に届かぬ制服、なぜ 販売方法に疑問抱く保護者も

 東京都武蔵野市の衣料品販売「ムサシノ商店」で制服の納入が遅れた問題で、振り回された保護者や学校からは、原因究明や販売のあり方への疑問を訴える声も聞かれた。7日は多くの学校で入学式があったが、約100人分は届けられなかったという。なぜ防げなかったのか。(堀川勝元、狩野浩平、比嘉展玖、関口佳代子)

 「入学式に備え、子どもに新しい服を買いました。余計な出費にはなりましたね」。府中市の女性(44)は残念そうに話した。

 今春、長男が都立高に進学。ムサシノ商店に注文した制服は、入学式前日の6日午後7時になってようやく届いた。届かないことも想定し、6日にフォーマルな服を長男に買い与え、備えていたという。

 7日の入学式では、式直前の校内で制服に着替える新入生もいた。「高校生活を始められて一安心。でももっと早く届けばよかったのにとは思います」

 都教委によると、7日は都立…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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