入試情報が足りない ウェブ進路説明会、担い手は保護者

 入試の情報が足りない――。コロナ禍で、今回は、日程や形式などの変更が相次ぐ。学校見学や合同説明会の機会も限られ、私立校も多い首都圏の受験生は、例年以上に入試情報を集めるのに苦労している。そんな子たちをサポートしようと、都内の公立中学校では、地域の人や保護者が立ち上がった。

区立中の教室で動画収録

 7日、東京都世田谷区立船橋希望中学校の教室で「知ることから始めよう! WEB進路説明会第1回」の収録が行われた。

 「都立の過去問を解いておけば、対策は大丈夫でしょうか」。中3の生徒が、今回から出題が公立型に変わる国学院高校(渋谷区)の3回目の入試について質問した。オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」で参加した同高の入試担当、柳町和洋教諭は「1回、2回の出題とさほど大きくは変わりません。サンプル問題をホームページに出すので、対策してください」と答える。

 「コロナによる長期休校中の学…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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