全国で新たに2109人感染 東京や大阪で前週より増加

 新型コロナウイルスの国内感染者は12日午後8時現在、新たに2109人が確認された。「まん延防止等重点措置」が適用されている宮城、東京、京都、大阪、兵庫、沖縄の6都府県のうち宮城と沖縄を除く4都府県で、1週間前の月曜日を上回った。

 東京都では、新たに306人の感染を確認。249人だった5日より、57人多かった。感染者数が少ない傾向にある月曜日に300人を上回るのは、2月1日(393人)以来。12日までの1週間平均の感染者は476・1人で、前週比は121・5%だった。また、都は12日、新たに61人が変異株に感染していたと発表。1日あたりの発表数では、7日の30人を超えて過去最多で、都内で確認された変異株の感染者は計256人となった。

 大阪府では、新たに603人の感染が確認された。341人だった5日と比べて約1・8倍で、月曜日に発表された新規感染者数としては過去最多となった。

 また、大阪府は12日、新型コロナ対応の特別措置法24条に基づき、コロナ患者を受け入れている病院に対し、一般医療を一部制限し、病床を追加確保するよう協力を要請した。命に別条がなく、急ぎではない入院や手術の延期を求め、延期する入院や手術について明確な基準を設けない。12日時点で、府が確保している重症病床224床の使用率は90・6%に達している。9割を超えるのは、200床以上を確保した昨年10月中旬以降で初めて。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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