全国で新たに483人が感染 各地でクラスター相次ぐ

 新型コロナウイルスの国内感染者は20日午後9時現在で新たに483人が確認された。死者は3人だった。東京都は139人で、前日は78人だったが2日ぶりに100人台となった。

 31人の感染がわかった北海道では、釧路市の特別養護老人ホームで70~90代の6人の感染が明らかになった。同市内の接待を伴う飲食店でも5人の感染が判明し、クラスター(感染者集団)の発生が相次いだ。

 大阪府では新たに確認された65人のうち、関西大学のクラスターで新たに学生4人の感染が判明。奈良県が確認している2人を含めて計20人になった。

 岐阜県で確認された3人のうち、多治見市の50代男性と40代女性は、前日に感染が発表された同市の60代女性が営む飲食店で一緒にカラオケなどをしていた。

 沖縄県では21人の感染が確認された。19日までの1週間の10万人あたりの新規感染者数(13・86人)は18日連続で全国最多となった。

 また、沖縄防衛局は20日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事の関係者1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。防衛局は「感染拡大防止策が取られており、工事を継続して問題ない」としている。防衛局によると、感染したのは50代男性で、工事船舶の安全を監視する業務を担当していた。移設工事の関係者の感染は4月以降3人目。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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