全国高校ダンスドリル大会、今宮が団体総合V

 大阪市中央体育館で開かれていた全国高等学校ダンスドリル選手権大会2019(NPO法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン主催、朝日新聞社など後援)が11日、閉幕した。団体総合は今宮(大阪)が優勝し、個人部門は女子が龍谷大付平安(京都)の粟井ひまりさん、男子は新田(愛媛)の平川結都さんが栄冠に輝いた。

 今宮はショードリル部門に出場した。35人が中国風の音楽に合わせて演じたのは、「今宮飯店」と題したストーリー。昨秋にダンス部のみんなで考え、練習を重ねてきた。大道具や小道具、色とりどりの衣装も手作りだ。

 「熱烈歓迎」の看板がかかる店内で、キャスター付きのいすに座った客たちが器用に動き回る。店員とのコミカルなやり取りや、コックの刀さばきもダンスで見事に表現し、観客をわかせた。

 キャプテン2人は2年生。白間愛心(しらままなみ)さんは「信じられない。満足です」。近江菜乃羽さんは「やりきった達成感でいっぱいです」と笑顔だった。

 全国から132校180チームとソロ20人の計約2200人が出場し、2日間にわたって多彩なダンスを披露した。団体総合の上位3チームに朝日新聞社から活動奨励金が贈られた。

 団体総合の1~5位と各部門の…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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