全日本合唱コン「楽都」の底力 郡山一と郡山七が最高賞の文科大臣賞

 青森市のリンクステーションホール青森で30日にあった第75回全日本合唱コンクール(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学校部門で、福島県内から東北支部代表として混声の部に郡山一、同声の部に郡山二、郡山七の郡山市立3中学校が出場した。郡山一が昨年の同声の部の最高賞に続き、混声の部でも最高賞を受賞。郡山七は同声の部で初の金賞と最高賞に輝いた。「楽都・郡山」の名声を全国に知らしめた。(斎藤徹)

郡山一「やってきたことを表現できた」

 郡山市立郡山一は女子19人、男子12人で、ドイツロマン派ラインベルガーの宗教曲「主の恵みを待ち望む者が」「父の右に座し給(たま)う主よ」「主は近くにおられる」を演奏。荘厳さと静謐(せいひつ)さを併せもつ温かなハーモニーを会場いっぱいに響かせ、最高賞に輝いた。

 コロナ禍もあり、混声合唱団の本格的なスタートは8月から。別のパートの部員が少人数で声を合わせることで部員一人ひとりに責任感をもたせるなど、練習を工夫し乗り越えてきた。

 顧問の小針智意子(ちいこ)先生は「ふだん意識することがない、目に見えない崇高なものを声で表現する」ことを生徒たちに課した。演奏終了後は「きょうは東北支部大会とは明らかに声の出し方が違った。変声期の自分の声を見つめ直し、ひたむきに合唱に取り組んだ結果だと思う。生徒たちの成長を間近で見られて、教師冥利(みょうり)に尽きます」と話した。

 演奏終了後、生徒たちははし…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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