兵庫県の時短要請、22日から全面解除 約9カ月ぶり

武田遼

 新型コロナウイルス対策にともなう飲食店などへの営業時間の短縮要請について、兵庫県は19日、期限の21日をもって全面的に解除すると決めた。22日以降は、今年1月11日以来約9カ月ぶりに県内で飲食店への時短要請がなくなる。

 感染の拡大が収まり、病床使用率なども改善したため。一方で再拡大を防ぐために、県は引き続き同席4人以下で2時間程度の飲食にとどめるよう呼びかける。斎藤元彦知事は会見で「20人といった宴会はまだできる状況ではない。感染防止対策をして楽しんでほしい」と話した。

 飲食店支援策「Go To イート」の食事券も22日から、利用自粛の呼びかけを取りやめる。昨年10月から額面1万2500円の食事券を1万円で約15万冊販売していた。利用期限は12月15日まで。食事券の新規販売は決まり次第、発表するとした。(武田遼)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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