再び病院襲ったロックビット、見えた管理者の素顔 摘発後の新サイト

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編集委員・須藤龍也

 世界中の企業や組織にサイバー攻撃を仕掛け、今回国際捜査で摘発された犯罪集団「ロックビット」。日本では徳島の病院に被害が出たことで、クローズアップされた。

 サイバー攻撃を思いとどまらせようと活動してきたホワイトハッカーの日本人男性に、ロックビットは「病院を攻撃することが目標ではない」と主張した。だが、攻撃は続いた。

 2022年12月18日、カナダ・トロントにある世界有数の小児科病院をロックビットは攻撃した。

ロックビットが「謝罪」 その裏で…

 ところがこの時も、後日になり、攻撃したことを謝罪し、無償で復元プログラムを提供するとする声明文を出した。アフィリエイトと呼ばれる「協力者」がルールを破って勝手に攻撃したという釈明だった。

 この裏で動いたのが、日本人ホワイトハッカーの男性が所属する、各国のセキュリティー専門家たちでつくる国際的有志グループ「vx―underground(VXUG)」だった。

 VXUGは普段、特定の組織…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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