劇団四季の運営会社に罰金20万円 作業員転落「必要な措置講じず」

三井新

 宮城県多賀城市で昨年6月、劇団四季の公演準備中に男性作業員が転落した重傷事故で、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検された劇団を運営する「四季」(横浜市)と舞台監督の男性(49)=同市=について、仙台簡裁は8日、それぞれに罰金20万円の略式命令を出したことがわかった。

 仙台区検が7日に同罪で略式起訴していた。区検などによると、作業員は昨年6月15日、多賀城市文化センターの舞台セットで2・47メートルの高さから転落し、頭を強く打って脳挫傷の重傷を負った。

 区検は「手すりなどを設けず、墜落する危険を防止するため必要な措置を講じなかった」とした。(三井新)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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