勝浦のホテル滞在帰国者、退出前に再検査検討 肺炎対策

 新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・武漢市から帰国し、千葉県勝浦市の勝浦ホテル三日月に滞在している約180人について、政府は同ホテルを退出する前に再度、ウイルス検査を実施する方向で検討していることが分かった。2日午後、ホテル近くで記者会見した内閣官房の山口英樹内閣審議官と国立保健医療科学院の福島靖正院長が述べた。

 現在ホテルに滞在している人たちはすべて、帰国時のウイルス検査では陰性だった。また、健康状態に問題のある人はいない。しかし、ホテル滞在者の中からも再検査を強く希望する声があるという。具体的な作業手順などはまだ決まっていない。

 滞在者にはこの日、新聞や5セット分の下着、タオル、洗剤などが配布された。弁当にはサラダもいれた。ただし、「アルコールはご遠慮いただいている」という。(稲田博一)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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