北九州の火災1日経っても鎮火せず 35店焼損、焼きうどん発祥店も

 北九州小倉北区魚町1丁目の飲食店街「鳥町食道街」で3日に発生した火災は、4日午前4時ごろにほぼ消し止められた。ただし残り火の確認が続けられており、26時間以上経った午後6時時点でも鎮火していない。

 火災は3日午後3時10分ごろ発生。市消防局によると、食道街の全22店舗と近隣13店舗の計35店舗、計約2900平方メートルが焼けた。店舗従業員や関係者は避難しており、けが人はいなかった。火元は特定できていないものの、食道街の中心部付近とみられるという。

 同市では2022年、約400メートル離れた旦過市場一帯で2度にわたり大規模火災が発生。これを受けて総務省は、木造飲食店が多く大規模な火災につながる可能性が高い地区を「重点防火指導対象地域」に指定するよう各消防本部に通知した。ただ、鳥町食道街は木造店舗が密集していたものの、耐火建物に囲まれていたため、指定の対象外だったという。

 市消防局の担当者は、食道街にも防火指導員を派遣し指定地域と同様の防火指導を行ってきた、と説明。昨年末にも22店舗中19店舗に指導したばかりだった。

郷愁誘う路地、松本清張が通った店も

 郷愁を誘う昔ながらの路地裏…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment