北九州市の河口にイルカの群れ 専門家「すみ着いた可能性も」

 煙突から煙を上げる工場群をバックにイルカが次々とジャンプ――。関門海峡に流れ込む北九州市の河口付近で2日午後、イルカが群れをなして泳ぐ姿が目撃された。専門家は「特定の群れがすみ着いた可能性がある」と話している。

 イルカが目撃されたのは北九州市小倉北区戸畑区の間を流れる「境川」の河口付近。近くの施設職員の男性が2日午後1時半ごろ、何げなく目を向けていると5~6頭のイルカを発見。次々とジャンプする様子をスマートフォンのカメラに収め、ツイッターにアップロードした。「小さめサイズのイルカもいた。狭い場所に迷い込んでパニックになっているのではと心配しました」という。

 一方、イルカを調査している水族館「海響館」(山口県下関市)の立川利幸副館長(50)は「迷い込んだというより、特定の群れがすみ着いた可能性がある」とみる。

 関門海峡では2020年ごろ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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