北海道内各地で大雨、北斗では1人死亡、旭川では河川決壊で避難

「家の中はわったわた…」旭川市で記録的大雨…ぺーパン川が氾濫し床上浸水の被害発生=HTB提供

 北海道内では29日、前線が停滞し低気圧が通過したため各地で大雨となった。札幌管区気象台によると、24時間降水量は旭川で80・5ミリ、深川で80・5ミリなど、6月としては観測史上最大の地点が相次いだ。30日にかけても道内の一部では雨が降り続く見通しだ。30日午後6時までの24時間降水量は、日本海側南部と太平洋側西部の多いところで100ミリが予想されている。

 各地では被害が相次いだ。北斗市峩朗(がろう)で29日午前10時20分ごろ、太平洋セメント峩朗鉱業所で同市谷好2丁目の会社員佐藤良彦さん(38)が側溝に流され、間もなく見つかったが死亡が確認された。市消防本部や同社によると、佐藤さんは、採掘した石灰石をトラックに積んだまま量る計量装置が冠水したため、同僚の作業員と2人で状況を確認していた。増水であふれた側溝の土を除去する作業中に流されたとみられるという。

 また29日午前5時50分ご…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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