千葉の大雨、死者7人・不明者2人に 空港ダイヤに乱れ

 台風21号に伴う大雨から一夜明けた26日、千葉県内では7人が死亡、2人が行方不明となっている。7河川7カ所で川が氾濫(はんらん)し、千葉市などで土砂崩れが発生。県は自衛隊に災害派遣要請をするなどして行方不明者の捜索を続けている。

 県によると、死者は千葉市で3人、茂原市、長南町、長柄町、市原市で各1人の計7人。行方不明者は茂原市と長柄町で各1人の計2人。

 県や県警などによると、千葉市緑区では25日午後、住宅計3棟を巻き込む土砂崩れが発生し、60代の男性と女性が死亡した。26日早朝に崩落現場から新たに女性の遺体が見つかり、行方不明だった40代の女性とみられる。

 長柄町では川が氾濫し、水没した軽乗用車の中から80代の男性が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。長南町では冠水で立ち往生していた軽トラックの近くの側溝で80代の男性1人が発見され、現場で死亡が確認された。茂原市でも意識不明の男性が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 一方、成田空港は25日終日、ダイヤが大幅に乱れた。成田国際空港会社のまとめでは、発着併せて48便が欠航。26日午前2時の段階で、3千人が旅客ターミナルビルにとどまった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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