千葉・松戸の不明女児の帽子、見つかる 靴発見地点から下流1キロ

近藤咲子、斎藤茂洋

 行方不明となっている千葉県松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)について、県警は28日、同市七右衛門新田の北千葉取水場の取水口から、朝芽さんの帽子が見つかったと発表した。行方不明になってからこの日で5日が経った。

 県警によると、不明当時朝芽さんがかぶっていたキャップ帽で、内側にひらがなで「さや」と名前が書かれていた。家族が朝芽さんの帽子と確認した。

 取水口は江戸川沿いに設置されており、朝芽さんの両足の靴と靴下が見つかった流山市の河川敷から約1キロ下流にある。

 28日午後1時40分ごろ、管理する北千葉広域水道企業団の委託先職員が取水口のオイルフェンスの交換中に浮かんできたところを発見した。北千葉広域水道企業団のホームページによると、取水口は全幅20メートル。

 朝芽さんは23日午前11時半ごろ、松戸市内の自宅を一人で出て行方不明になった。その後、自宅から北西に約900メートル離れた公園でキックボードが見つかり、さらにそこから西に約300メートル離れた江戸川河川敷の茂みで靴などが見つかった。

 県警はこれまで靴が見つかった地点を中心に捜索していた。29日は、120人態勢でこの取水口を中心に捜索する。

 朝芽さんは身長115センチ、髪形はショートカットで、薄いピンクの半袖Tシャツに青の短パン姿。情報提供は松戸署(047・369・0110)へ。(近藤咲子、斎藤茂洋)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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