南相馬市の聖火ランナー、中止論に「言葉が出ない」(日刊スポーツ)

福島県南相馬市の聖火ランナーの早坂優一さん(12)は、聖火リレーが中止になる可能性を知り「本当に悔しくて、言葉が出ないです」とショックを隠しきれない様子だった。

トーチのデザインは日本人になじみのある桜の花びら。デザインを考えた吉岡徳仁氏(53)は、南相馬市の石神第一小で15年に2年生8人と一緒に描いた桜の絵が原点だと話す。当時、吉岡氏と一緒に桜を描いた優一さんは2年生の1人。そのトーチを掲げ、走る予定だった。

19年3月22日、吉岡氏が再訪した際、桜の花のトーチを見た優一さんは「信じられなかった。田舎の小学校との触れ合いが、デザインに関わったと言われてうれしかった。(初めてトーチを見た時から)自分の足で走って復興を伝えたい」と思いを強くして応募した。

念願の聖火ランナーにも選ばれた。母友美恵さんから当選の知らせを聞いて「いつも冗談を言うから信じられなかった」と言いながら通話履歴を確認。決定通知封筒を見て初めて確信した。

優一さんは「聖火リレーは、人がトーチを持って走るもの」と車両で移動するやり方に複雑な心境を語った。延期になった場合でも「自分にとっては思いがこもったトーチ。震災で深い傷を負ったけど、南相馬はこんなに元気だぞーと、自分が走って復興を伝えたい」と、走り終えるまでは気持ちを切らさない。【佐藤勝亮】

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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