博多祇園山笠、今夏は見送り 戦後に復活して以来初めて

 博多祇園山笠振興会(武田忠也会長)は20日、福岡市博多区の櫛田神社で記者会見を開き、7月1~15日に予定していた博多祇園山笠の開催を見送ることを発表した。会見に先立って開かれた総会で決まった。開催しないのは、太平洋戦争で中断し、1948年に復活して以来初めてとなる。

 博多祇園山笠は約800年の歴史を持ち、期間中は壮麗な飾り山笠が街を彩る。クライマックスとなる15日の「追い山」まで、約1トンの「舁(か)き山」が博多の街を疾走し、期間中は毎年約300万人が訪れる(主催者発表)。(宮坂知樹)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment