参院新人議員に聞く 立憲民主党・須藤元気氏「究極の目標は世界平和」(産経新聞)

 私は中学生の頃、よく先生に殴られていました。目立っていたからかもしれませんが、学校教育になじめず、社会に対する不安や不満を抱えていました。このため、自分の力で生きやすい社会を作れないかと10代から政治家を目指すようになりました。当選して本会議場に入ったときは、初めてリングに上がったときと同じ感覚で感動しました。

 立憲民主党から出馬したのは、私が格闘家時代から大事にしている「WE ARE ALL ONE(全ては一つ)」の旗と立民が重視する多様性がリンクしたからです。立民が結党した経緯も筋が通っていると思いました。永田町に来て間もないですが、国会議事堂内の壁に郵便ポストがあるなど全てが新鮮です。

 国会では食の安全、環境保護、平和外交の3つに取り組みたい。私は居酒屋の倅(せがれ)として育ち、私自身も魚屋の店主をやっているので、農薬や海洋プラスチック汚染問題への関心は強いです。「世界平和」というと、理想論に聞こえるかもしれませんが、政治家の究極の目標はそこだと思います。対立をあおるのではなく、平和的で現実的な外交を進めてほしいです。

 国会議員のバッジをつけると「先生」と呼ばれるなど、周りの対応が変わっていくのを日々感じています。いかにおごらず、謙虚な姿勢を忘れないことが大事だと思います。1年目は先輩のアドバイスを聞きながらしっかりと力をため、2年目、3年目で勝負していきたいです。(広池慶一)

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment