反ワクチン「神真都Q」代表を再逮捕 子ども向け接種会場侵入容疑

 新型コロナウイルスのワクチン接種に抗議する目的で子ども向けの接種会場に無断で立ち入ったとして、警視庁は2日、反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」の代表で元俳優の男(43)ら41~65歳の男女5人を、建造物侵入の疑いで再逮捕し、発表した。同庁は認否を明らかにしていない。

 公安部によると、5人は3月29日午後1時ごろ、東京都新宿区の区立施設「元気館」に無断で侵入した疑いがある。この日、会場では5~11歳を対象としたワクチン接種が行われていたが、メンバーら20人ほどが押しかけた影響で、約1時間にわたり接種が中断した。メンバーらは「ワクチンを打つのは犯罪だ」「違法接種はただちにやめろ」などと声を上げていたという。

 5人は、4月にも同様の目的で渋谷区内の小児クリニックに不法に侵入したとして同容疑で逮捕され、その後起訴されている。

 元俳優の男はこれまで神真都Q会のリーダーを自称していたが、公安部は「代表」と認定した。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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