台風被災地で“最低気温” 収穫前のネギが…農産物被害(FNN.jpプライムオンライン)

FNN.jpプライムオンライン

台風19号による全国の死者は、これまでに76人にのぼり、依然として9人が行方不明のままとなっている。

被災地では、今シーズン最低気温を観測したところもあり、被災者の体調が懸念されている。

大規模な土砂崩れが発生した宮城・丸森町廻倉(まわりぐら)地区。

発生当時、この家には4人がいたとみられていて、1人の男性遺体が見つかり、身元確認が行われている。

安否がわかっていない大槻利子さんの長男・恵太さんは、「早く見つかってほしいのと、救助してもらっている人にありがたいという思い」と語った。

FNNのまとめによると、これまでに全国で76人が死亡し、9人が行方不明となっている。

そんな中、被災地を寒波が襲っている。

今シーズン最低気温となる5.4度を観測した丸森町には、自衛隊による「風呂」が設置された。

被災地の住民は、「(入浴は)きょう初めてだから、4~5日ぶりになる。最高です」と話した。

被災地で今シーズン最低気温を観測したところもあり、暖を取る住民たちの姿が見られた。

一方で、農産物にも被害が出ている。

茨城・水戸市のネギ畑では、氾濫した那珂川の水が流れ込み、収穫直前のネギがなぎ倒されてしまった。

ネギ農家・園部優さんは、「今回、最大の試練となりました。(ネギが)助かるかどうかは期待というところ、とにかく助けたい一心ですね」と語った。

(FNN取材団)

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment