司法試験1781人合格、8年ぶり増加 法科大学院在学中も受験可に

 法務省は8日、今年の司法試験について、3928人(前年比846人増)が受験し、1781人(同378人増)が合格したと発表した。受験者、合格者ともに減少が続いていたが、いずれも8年ぶりに増加した。政府が目標とする合格者数「1500人」も4年ぶりに上回った。合格率は45・34%(同0・18ポイント減)だった。

 司法試験の受験にはこれまで、法科大学院を修了するか、予備試験の合格が必要とされていた。今年から法科大学院に在学中でも、一定の要件を満たせば受験できるようになった。在学中の受験者は1070人で、全体の3割近くを占めた。合格者数は637人で、合格率は全体を上回る59・53%だった。

 法科大学院別の合格者数は、京都大が最多の188人、慶応大と東京大が186人、早稲田大が174人と続いた。

 合格者のうち男性は1257人、女性は524人だった。合格者の平均年齢は26・6歳で、最年長は66歳、最年少は19歳だった。(久保田一道)

各法科大学院の合格状況(合格者数上位10校、人数は修了生と在学生の合計)

順位  受験者数 合格者数 …

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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