名古屋の新型コロナ感染者が死亡 愛知県内で初の死者

 名古屋市は8日、市内在住の80代男性が7日に死亡し、直後の検査で新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。男性は別の感染者との接触があり、6日夕まで目立った症状がなかったが容体が急変したという。愛知県内で感染者の死亡が明らかになったのは初めて。

 名古屋市によると、男性は7日午前8時ごろに県内の病院に救急搬送され、救急隊の到着時は心肺停止状態だった。離れて暮らす遺族からの聞き取りでは、6日夕の段階では発熱はなく、食事もとっていたという。

 市は男性の持病の有無について遺族から聞き取れていないが、日頃からせきをすることがあったという。感染と死亡の因果関係は不明としているが、国内の症例では数は多くないものの、肺炎が急激に悪化するケースなどがあるという。

 河村たかし市長は8日に会見し、「元気な方でも一晩で急変することがあり得る。ご高齢の方に被害が多いので気をつけてほしい」と注意を呼びかけた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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