名古屋駅近くの焼き肉店で火災、繁華街に煙充満

 20日午後8時半ごろ、名古屋市中村区名駅3丁目の焼き肉店「炭火焼肉 一徳離宮」から「店内のロースターから煙が出た」と119番通報があった。名古屋市消防局によると、木造2階建ての店舗の上に伸びる排煙ダクトが燃えているという。けが人はいないというが、一帯は煙が充満し、忘年会の客らで騒然となった。

 消防局によると、テーブルについている肉を焼くロースターから出火したとみられ、煙を逃がすダクトに燃え移ったとみられる。店にいた客は全員避難させたという。現場はJR名古屋駅東側の繁華街で、飲食店が並ぶ一角。現場から東に3キロほど離れた栄周辺までにおいが立ちこめた。

 焼き肉店の隣の飲食店で働くアルバイトの男子大学生(19)によると、午後8時半ごろに「隣の店でぼやがあった」と聞いた。その後、同9時半ごろになってみるみる煙が増え、付近の店でも消防から避難を求められたという。近くの飲食店で友人らと忘年会をしていたという男性会社員(26)は「店を出たらすごい騒ぎになっていて驚いた」と話した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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