名馬多く輩出の吉田牧場で火災 繁殖牝馬5頭が焼死

 2日午前7時10分ごろ、北海道安平町早来富岡の「吉田牧場」厩舎(きゅうしゃ)から出火、ほぼ全焼した。G1レースの優勝馬を生み出した牧場で、吉田牧場によると、厩舎には5頭のメスの繁殖馬がおり、全て焼死した。

 苫小牧署によると、厩舎は2階建て。1階で馬を飼育し、2階では牧草を保管していた。署は出火原因などを調べている。

 吉田牧場は、1898(明治31)年に創業し、有馬記念、天皇賞などのG1レースで優勝したテンポイント、プリティキャスト、フジヤマケンザンなどの名馬を送り出した。牧場内には、これらの馬の墓があり、命日には多くの競馬ファンが訪れている。(西川祥一)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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