囲碁名人戦、両対局者が台湾到着 海外対局は17年ぶり

 張栩名人(39)に史上初の10代の名人をねらう芝野虎丸八段(19)が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第2局が行われる台湾・台北に8日、2人が到着した。台北出身の名人が東京の開幕戦に続き連勝するのか、挑戦者が追いつくのか。シリーズの流れを左右する一局は10日朝、「シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル台北」で幕を開ける。

 対局者ら一行は現地時間午前11時半、快晴の台北松山空港に降り立った。迎えのバスに乗り、会場のホテルに向かった。夕食は台湾棋院トップの実業家が市内の景勝地・陽明山で経営する店で本格台湾料理を味わい、リラックスした時を過ごした。9日は夕方に対局場のホテルで前夜祭がある。

 名人戦の海外対局は2002年の中国・北京での依田紀基名人(当時)対趙治勲挑戦者以来、17年ぶり11回目。(0)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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