国内の感染、419人確認 京都は1日あたり過去最多

 新型コロナウイルスの国内感染者は20日午後9時現在で、東京都の168人など新たに419人が確認され、累計で2万5912人となった。東京と埼玉で死者各1人が発表された。京都府で1日あたりの感染者数が過去最多の27人となったほか、佐賀県で5月16日以来、愛媛県で5月27日以来の感染者が確認された。

 東京の死者は70代男性。都は、都内でこの日までに亡くなった死者327人の年代別人数を発表。80代が112人と最も多く、70代94人、90代62人、60代32人、50代16人、40代5人、100歳以上3人、20代1人、確認中2人。30代と20歳未満の死者はいなかった。埼玉の死者は80代男性だった。

 甲府市では、市内に住む20代の自営業男性の感染が確認された。男性は、平日は仕事で東京都内に滞在していたという。名古屋市では13人の感染者のうち、6人が市内の飲食店の客や店員だった。東京出張の後に感染が判明した40~50代の男性2人がこの店を利用しており、担当者は「集団感染が起きた」としている。

 愛媛県で感染が確認されたのは、京都府から同県宇和島市の実家に帰省していた20代男性だった。

 大阪府では49人の感染が発表され、そのうち30代以下が8割近くを占めた。大阪市保健所によると、大阪市内の繁華街・ミナミに設置した臨時検査場の16~18日の検査件数は計182件で、陽性率は19・2%。大阪府はミナミで若者の感染が相次いでいることを踏まえて臨時検査場を設置している。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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