国内感染者、看護師やスーパー従業員など 死者も相次ぐ

 国内で確認、発表された新型コロナウイルスの感染者は、15日朝から午後10時までに31人増えた。老人保健施設やスーパーに勤める人のほか、海外からの帰国者たちだ。札幌市と名古屋市で、高齢者がそれぞれ1人死亡し、全国の死者は計31人になった。

 名古屋市で死亡した高齢男性は、感染者が相次ぐ市内の高齢者デイサービス事業所の関係者だという。札幌市で死亡したのは市内在住の80代女性。すでに感染が確認されていた。

 神奈川県内では、横須賀市の介護老人保健施設で働く70代の女性看護師の感染が発表された。エジプト旅行中の2月24~26日にナイル川のクルーズ船に乗り、3月1日に帰国。8日からせきや倦怠(けんたい)感などが出て、13日に受診。発症後も数日間、勤務していたという。

 また茅ケ崎市保健所管内に住む50代男性の感染も発表された。スーパー「ライフ鎌倉大船モール店」(鎌倉市)の従業員で10日まで勤務していた。14日に感染が判明し、同店は15日臨時休業し、16日も継続するという。

 滋賀県では、東近江市在住の5…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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