地上50メートルに4時間、停止遊具から2人を救助 ひらかたパーク

 30日午後9時前、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」の従業員から「アトラクションが上で止まって動かない」と119番通報があった。枚方寝屋川消防組合などによると、地上約50メートルから垂直降下するアトラクションが午後7時ごろ、客の20代の男女を乗せたまま頂上付近で停止。約4時間後の午後11時すぎ、アトラクションを動かして救出した。2人にけがはないが、病院に搬送したという。

 同園によると、アトラクションは「ジャイアントドロップ メテオ」。午後7時すぎ、3基が頂上付近で止まった。うち2基は手動で降ろすことができたが、男女2人が乗った1基が降下しなかった。

 消防組合によると、最大で地上42メートルまでしか届かないはしご車だったため、はしご車による救助を断念。アトラクションを急降下させ、救助したという。

 気象庁によると、30日午後10時現在の枚方市内の気温は3度。岡本敏治園長は31日未明、報道陣に「お客様に大変なご負担をかけ、おわびします」と謝罪した。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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