埼玉自民の青年局県議ら参加会合めぐる報道「公費支出はない」と説明

山田暢史 西田有里

 自民党埼玉県連の青年局に所属する県議らが2016年、コスプレ姿などで参加したパーティーに公費を含む青年局などの活動費が用いられた可能性があると、週刊文春が19日に電子版で報じた。当時青年局長だった田村琢実県議(52)は朝日新聞の取材に「プライベートな会合で公金は使っていない」と語り、問題はないとの認識を示した。

 田村氏は、半裸姿の男性を撮影した写真付きの記事で指摘された会合は青年局の新年会後に埼玉県蕨市内で有志で実施した私的な飲み会だと説明。会場は「ただのバー」とし、費用は「詳しく覚えていない」としながらも「公金を使うことは一切ない。会合の際は私のポケットマネーや会費で支払っている」と語った。

 田村氏の代理人弁護士は取材に対し「有志のみが参加した私的な懇親会で、青年局としての活動ではない。参加者のプライバシーに関わるため、会の詳細については回答を控える」とした。会費についても「青年局からの助成金及び田村氏の活動費等の公費から支払われた事実はなく、田村氏及び一部参加者のポケットマネーから支払われている」と説明した。(山田暢史、西田有里)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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