増える「老老警備」 警備員歴10年の研究者が語る実態


 警備保障論を専門とする仙台大学准教授の田中智仁さん(37)は、自身も大学時代から10年間、警備員として現場に立ち続けたという異色の経歴を持つ。そもそも警備員の仕事はどのくらい大変なのか、街中で警備員をよく見かけるのはなぜか、高齢者が目立つが大丈夫なのか――。「警備ビジネスで読み解く日本」(光文社新書)の著書もある研究者に知られざる警備業界のいまを教えてもらった。

 ――ご自身も警備員の経験があるそうですね。

 「大学に入ったばかりの18歳のときについたアルバイトです。休日にフルタイムで働けるという基準で選びました」

 「ピシッとした制服に身を包ん…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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