外貨両替会社の資金3千万円着服容疑、前代表逮捕 暗号資産購入か

高嶋将之

 会社の資金3千万円を着服したとして、警視庁は、東京都港区の外貨両替業「RSK」前代表の男(53)=住居不詳=を業務上横領容疑で逮捕し、21日発表した。男は「当時の記憶がはっきりしないのでなんとも言えません」と供述しているという。

 捜査2課によると、男はRSKの代表取締役だった2017年12月、同社名義の口座から自分名義の口座に約2千万円、別に代表を務める飲食店運営会社の口座に約1千万円の計3千万円を送金し、着服した疑いがある。自身の口座への送金分を暗号資産「ビットコイン」の購入代金に充て、飲食店運営会社の口座への送金はこの会社の運転資金に回していたと同課はみている。

 RSKが社内調査で21年2月ごろに被害を把握し、今年9月に警視庁に告訴していた。(高嶋将之)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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