大阪万博に「鳥取砂丘」出現? 砂は本物、鏡を使って広大な空間演出

 2025年の大阪・関西万博に向け、鳥取県は本物の鳥取砂丘の砂を敷き詰めた展示ブースを計画している。鏡も使って砂丘の広大な空間を演出しながら、観光地や特産品など県内の魅力に触れてもらう狙いだ。

 万博は25年4月13日から10月13日までの184日間、大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開かれる。期間中、国内外から約2820万人の来場が見込まれている。

 今月22日、県や関係団体による「準備推進プロジェクトチーム」会議があり、県の展示の基本計画書が示された。計画では、関西広域連合が設けるパビリオンの一角(約126平方メートル)に県のブースを出展する。

 主要ゾーンには砂を敷き詰める。壁面を鏡張りにすることによって、砂丘空間をより広大に感じてもらう演出をする。砂を踏みしめる感覚や砂のにおいなど、五感にも訴える。さらに、虫眼鏡形の電子機器とAR(拡張技術)で、県内の歴史や文化を体験できる仕掛けも計画している。

 期間中の県内への誘客数の目…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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