大飯原発許可取り消しの裁判長 過去には辺野古訴訟も

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性に問題があるとして、近畿や福井県の住民ら約130人が、関電に原子力規制委員会が与えた設置許可の取り消しを求めた訴訟で、大阪地裁は4日、規制委の判断に「看過しがたい不合理がある」と述べ、許可を違法として取り消す判決を出した。

 判決を言い渡した森鍵一裁判長(51)は1993年に司法試験に合格し、97年に判事補任官。大阪地裁・高裁、福岡高裁那覇支部などで判事を歴任し、2020年4月に部総括判事として再び大阪地裁に着任した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を差し止めるよう沖縄県が国に求めた那覇支部の訴訟では、18年に県の訴えを却下する判決を出した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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