大麻所持容疑の男、逮捕後に自宅から逃走 40分後に見つかる

西岡矩毅

 福岡県警中央署は11日、大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕した男が逃走し、約40分後に緊急逮捕したと発表した。

 署によると、逮捕したのは同県柳川市三橋町起田の自称自営業、島田尚容疑者(25)。

 署員が11日午前9時前、島田容疑者宅に家宅捜索に入り、2階の部屋から電子計量器やガラス製の水パイプなど計6点を押収。約20分後に逮捕状を執行し、逮捕した。

 逮捕後は手錠をかけず、留置場に収容するため着替えなどの準備をさせようとしたところ、島田容疑者が1階リビングの窓から裸足で逃走。約40分後、自宅から約100メートル先の畑で腹ばいになっている容疑者を署員が発見し、緊急逮捕した。

 署はその後、逮捕状をあらためて請求した。

 島田容疑者は「知人から大麻を見せられたが、買っていないので所持していない」と容疑を否認しているという。

 古城彰義副署長は「動静確認などが徹底できていなかった。原因を究明し、再発防止に努める」と話した。(西岡矩毅)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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