天皇陛下が皇居で「勅使発遣の儀」 立皇嗣の礼を前に

 天皇陛下が、立皇嗣の礼の期日を伊勢神宮(三重県)などに報告するために使いを派遣する「勅使発遣の儀」が5日、皇居・宮殿であった。

 陛下は御直衣(おのうし)と呼ばれる古式装束を身にまとい、儀式に臨んだ。昨年5月の即位関連の儀式の一つ「勅使発遣の儀」で着用した御引直衣(おひきのうし)より裾が短い装束。天皇の使いである「勅使」に「御祭文(ごさいもん)」を授けた。儀式には、宮内庁長官ら大礼委員会の委員が参列した。

 勅使は、今月8日に立皇嗣の礼が開かれることを伊勢神宮、神武天皇山陵(奈良県)、昭和天皇山陵(東京都)に報告する。

 立皇嗣の礼は、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣になったことを国内外に示す儀式。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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