熊本市体罰等審議会は、市立千原台高校の女子ハンドボール部の顧問である教員が部員に対して体罰や暴言を計6件起こしていたことを認定し、18日に公表した。この教員は4月から顧問から外れているという。
体罰や暴言があったのは2021年度から22年度。体罰は①背中に至近距離からボールを強く投げつけた②練習試合で、利き腕の故障で三角巾を付けていた部員にゴールキーパーをさせ肉体的苦痛を与えた――の2件。
暴言は、②の直前に断りがたい状態でキーパーをするよう指示し精神的苦痛を与えた、「ぬしゃ、頭、悪かけん」などと怒鳴り続けた、特定の部員に人格を否定するようなあだ名で呼んだ、多くの部員の目の前で「コロナ陽性の疑いがあっても病院に行くな」という趣旨の発言をした――の4件。
複数の部員の保護者が審議会の事務局である市教育委員会に相談したことから発覚。市教委の聞き取りに対し、教員は事実関係の多くを認めていないという。
今後、市教委が処分を決める…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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