女子生徒は監督に志願した 1年足らずで世界に ブラインドサッカー

 東京都文京区筑波大学付属視覚特別支援学校には、「世界一のチーム」で活躍する生徒がいる。ブラインドサッカー女子日本代表で、中学部3年の島谷花菜(はな)さん(15)。今年8月には世界選手権に出場し、3得点を決めて準優勝に貢献した。夢はパラリンピック出場だ。

「ただ楽しくプレー」 世界選手権が初の公式戦に

 視覚障害者らによる5人制サッカー「ブラインドサッカー」の女子日本代表チームは現在、世界ランキング1位の強豪だ。

 「ただただ楽しくプレーしていただけで、得点しようとは意識していなかった。自分のリズムに乗って『いけるかな』と思ってシュートを打ったら入った」

 島谷さんは世界選手権での活躍を、そう振り返った。競技を本格的に始めてからわずか半年あまりで代表入り。しかも世界選手権は、自身初めて出場する公式戦だった。

出会いは小学2年生 「シュートを打ちたい」

 生まれつきの弱視で、ブライ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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