女性と3歳娘が自宅マンションで死亡、体に切り傷 夫は行方不明 堺

 24日午前9時ごろ、堺市東区日置荘西町7丁のマンション2階の一室で、この部屋に住む荒牧愛美さん(29)と娘のリリィさん(3)が倒れているのが見つかった。大阪府警によると、2人の上半身には複数の刺し傷があり、死亡が確認された。

 府警は殺人事件とみて捜査。連絡が取れていない荒牧さんのブラジル国籍の夫(33)が何らかの事情を知っているとみて、行方を調べている。

 黒山署によると荒牧さんは3人暮らし。2人は同じ洋室で倒れていたという。

 24日午前1時15分ごろ、荒牧さんの父親から、「娘夫婦と22日の夕方から連絡がとれない」と110番通報があった。署員が荒牧さんの自宅に向かったが、中から応答がなく、施錠されていた。同8時25分ごろに署員が再び訪問。駆けつけた消防隊員らがガラスを割って入り、2人の遺体を発見したという。

 署によると、夫の勤務先に22日朝、「事故に遭った。2週間くらい休む」と連絡があったという。荒牧さんの祖母という女性は取材に「おとなしい、優しい子でした」と話した。現場は南海電鉄高野線の萩原天神駅から西に約1キロで、田んぼや住宅が並ぶ一角。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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