娘の夢、今もここに 18年前の惨劇の場所 「夢を語る公園」に

 福岡空港福岡市博多区)近くの公園に今月、新しい愛称がついた。「夢を語る公園」。18年前、ここで亡くなった女性の両親が市に要望し、かなった。

 福島啓子さん。23歳だった2005年1月18日、この「大井北公園」で見知らぬ男に殺害された。啓子さんの前に福岡県飯塚市北九州市で女性2人を殺した男は強盗殺人罪などで死刑が確定。19年に執行された。

 啓子さんは高校時代に生徒会で副会長を務めるなど、活発な子だった。「素直で性格のいい子だった」と、母の和枝さん(76)=北九州市小倉北区。一人娘につけた「ケイコ」という名前には、両親の「海外でも呼ばれやすいように」との思いが込められていた。

 両親の期待通り、高校の時は…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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