季節前倒し 年度替わりは特に高温 気象庁1か月予報(ウェザーマップ)

 気象庁は19日(木)、向こう1か月(3/21~4/20)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、気温は全国的に高く、4月初め頃にかけてはかなり高くなる見込み。

 1週目(3/21~3/27)は、暖かい空気が流れ込みやすいため、気温は全国的に高温傾向で、かなり高くなりそうだ。東日本の太平洋側と西日本は、高気圧に覆われやすく少雨傾向が見込まれる。沖縄・奄美でも、気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雨の日が少ない予想だ。

 2週目(3/28~4/3)も、気温は全国的に高温傾向で、かなり高くなる見込み。東日本の太平洋側と西日本は、湿った空気の影響を受けやすく、1週目とは対照的に曇りや雨の日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見通し。

高温に関する早期天候情報

 23日(月)頃に寒気が流れ込む北日本を中心に、一時的に平年並みの気温となるが、全国的にはこの先も気温の高い状態が続く見通し。北日本や九州北部、沖縄は25日(水)頃から、その他の地方は26日(木)頃から5日間ほどは、気温がかなり高くなりそうだ。このため気象庁は、全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理や、積雪の多い傾斜地ではなだれにも注意するよう呼び掛けている。

 3~4週目(4/4~4/17)にかけても、気温は全国的に高い見込み。北・東・西日本では、天気は数日の周期で変わり、太平洋側では平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は天気は数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多い見通し。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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