学校が会見「やり場ない怒り」 31日まで休校 心のケアも(FNN.jpプライムオンライン)

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神奈川・川崎市多摩区で28日、通学中の小学生や大人が男に包丁で襲われ、2人が死亡、17人が重軽傷を負った事件を受け、小学生たちが通うカリタス小学校は、記者会見を開いた。

カリタス学園・斎藤哲郎理事長は、「落ち度のない子どもたちと、愛情深く子どもを育んでこられた保護者の方々が被害に遭ったこと、怒りのやり場もないくらいの気持ちであり、本当に痛恨の極みです」と語った。

カリタス小学校・内藤貞子校長は、「(亡くなった栗林華子さんについて)『おはよう』と声をかけたときは、彼女は、本当に笑顔いっぱいで『おはよう』と返してくれるお子さんでした。本当に信じられません」と語った。

当時、現場にいた倭文覚教頭は、「犯人が、両手に長い包丁らしきものを持って、無言で児童を刃物で切りながら、スクールバスの乗り場に走っていく姿を確認した」と説明した。

一方、記者会見に先立ち開かれた緊急保護者会では、犠牲者を悼む祈りがささげられ、教職員が、事件の経緯を説明すると、すすり泣く声もあがったという。

学校側は、小学校と系列の幼稚園を31日まで休校にするとともに、神奈川県や川崎市などの支援も受けて、子どもたちの心のケアにあたる方針を示した。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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