安倍氏「道義的責任を痛感」公設秘書の罰金受け会見

 安倍晋三前首相が24日午後6時から、「桜を見る会」前日の夕食会の問題をめぐり、国会内で記者会見を開く予定です。タイムラインで速報します。

18:00

記者会見が始まる

 安倍晋三前首相の記者会見が始まった。

 会見の司会は、安倍政権時に内閣広報官として前首相の会見の進行をしていた長谷川栄一氏が務める。

 安倍晋三前首相は記者会見の冒頭、「本日午前中、安倍晋三後援会の政治資金収支報告書、2017年、18年、19年分の3年分の修正を行ったとの報告を秘書から受けた」と説明。「桜を見る会の前夜に行われていた夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していたにもかかわらず、それをお伝えしなかったとの事実があったことから、その修正を行った」と述べた。

 そのうえで「会計責任者である私の公設第1秘書が、政治資金収支報告書不記載の事実により略式起訴され、罰金を命ぜられたとの報告を受けた」とし、「こうした会計処理については、私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感している。深く深く反省するとともに、国民の皆さまにおわび申し上げます」と陳謝した。

18:05

「国会でも答弁ただし、おわび」

 安倍晋三氏は冒頭発言を続けた。24日に大島理森衆院議長と山東昭子参院議長に対し「内閣総理大臣として行った答弁をただすための機会をいただきたいとの申し出を提出させていただいた」と説明。その上で「国会においても事実関係を説明し、答弁をただし、おわび申し上げなければならないと考えている」と述べた。安倍氏は25日に国会に出席する。

 続けて「今般の事態を招いた私の政治責任はきわめて思いと自覚しており、真摯(しんし)に受け止めている」とも語った。

18:10

「手持ち資金で支出」

 記者との質疑応答が始まった。

 安倍晋三前首相は記者会見で資金の捻出元について問われると、「私のいわば、預金からおろしたものを」としたうえで、「私だけじゃなくて妻のものもそうなんですが、そうした支出一般について、事務所で支払いを行いますので、そうした手持ち資金としてですね、支出をしたということであります」と述べた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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