安倍首相、日米貿易問題で議論深入りは避けたい構え(日刊スポーツ)

トランプ米大統領は25日、メラニア夫人とともに大統領専用機エアフォース・ワンで、羽田空港に到着した。来日は17年11月以来、約1年半ぶりで、令和初の国賓。防弾仕様の大統領専用車「ビースト」が移動する先では交通規制が敷かれ、東京都心は過去最大級の厳戒態勢に入った。

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安倍首相とトランプ大統領は27日、東京・赤坂の迎賓館で首脳会談を行う。会談では、トランプ氏が関心を示す日米貿易問題も取り上げられる見通しだが、首相は議論の深入りを避け、茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー通商代表による交渉を加速させるとの確認にとどめたい考え。また北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、条件を付けずに金正恩朝鮮労働党委員長との会談実現を目指すと改めて伝え、協力を要請する構えだ。拉致被害者家族とも面会する。

一方、国際社会を緊迫させる原因となっている米国とイランの対立について、首相はイラン訪問を検討していると説明し、両国との友好関係を生かして緊張緩和に貢献する姿勢を示し、トランプ氏の同意を得たい構え。中国への対応をめぐっては、中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」に条件付きで協力姿勢を示す首相と、米中貿易摩擦を繰り広げるトランプ氏が認識を共有できるかが焦点だ。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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