宝塚歌劇団内で「ハラスメントあった」 公式ホームページに文書掲載

 宝塚歌劇団は28日、歌劇団内で「ハラスメント事案があった」と、公式ホームページで発表した。同日発売の週刊文春で、歌劇団所属の演出家が助手に性的なハラスメント行為をしたことなどが報じられていた。

 「宝塚歌劇団に関する一部報道について」と題した文章で、ファンや関係者に謝罪。「ハラスメントを受けた方の心情に寄り添い真摯(しんし)に対応している」「このような事案が発生した事実を重く受け止め、今後はハラスメントの防止のさらなる徹底に努める」などとしている。ハラスメントを行った団員がすでに退職していることも明らかにした。

 歌劇団は取材に対し、演出家が26日付で退団したことは認めたうえで、「退団理由はプライバシーに関わることなので公表できない」としていた。

 宝塚歌劇団の演出家はいわゆる座付きで、各組の公演ではトップスターら出演者にあて書きした脚本から演出までを一手に担う。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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